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2018.10.16
施肥設計

農業資材を考える ~チッソ肥料と堆肥 そしてミネラル肥料~ ①

農業を中心とした一次産業に携わっていると、
よく『土や作物への過剰な信頼』に出くわすことがあります。

『自然の力』 『植物の生命力』といったことを中心に。
ボカシや堆肥をしていれば養分の過不足はない!といったこともあります。



化学肥料を頭から否定するつもりはありません。
農薬をすべて否定するわけではありません。

ですが、結果を見る限り、農業に携わる人があまりにも知識と技術が偏り過ぎていることは事実です。

例をあげるのであれば、慣行栽培だけでなく有機栽培にも見られる「頭打ち現象」。

最初は、ビギナーズラックも含めて上手く栽培が出来ても、
4~5年経過すると、特に有機栽培では収量、品質ともに頭打ちになることが多いのです。

土や作物の力を、農業の土台に据えて栽培を考えることは、それはそれで素晴らしいことだと思います。
ですが、本来の自然と異なり、畑という人工的に区切った範囲で、栽培と収穫を繰り返せば、
土地は確実に疲弊してきます。

これは化学肥料などでは補えません。
ちょっと考えて頂きたいのですが、人間がプロテインやサプリメントだけで、
健康に生きていくことができるでしょうか?



土もミネラルは必要ですし、ボカシ肥や堆肥で養分に過不足が生じたならば、
きちんとした対応をしなければ、作物は健康に育ってくれません。

農資材は大きくわけて、ある視点から見ると大きく3つに分けられます。

 ①ミネラル肥料
 ②アミノ酸肥料
 ③堆肥

作物は光合成によってい炭水化物を作ります。
この炭水化物は、植物の「細胞」と「繊維」を作る為に使われるのですが、
ここから、農資材も細胞作りの資材と、繊維作りの資材に分けると分かりやすいかと思います。

  細胞作り 繊維作り
ミネラル ミネラル肥料 ミネラル肥料
窒素 アミノ酸肥料 堆肥

アミノ酸肥料は有機の窒素肥料でもあるので、タンパク質になって細胞になります。
堆肥は、窒素分もあるので、繊維づくりを中心に細胞作りまで広がります。
ミネラル肥料は、ミネラルが関係しない生物などいません。つまり両方にまたがって働きます。



さらに!

ミネラル肥料は、さらに3つに分類できます。
 
 ①光合成に関係するもの
 ②細胞の外皮を硬くしたり、病害虫や物理的な力から守るもの
 ③呼吸や運搬、変化など生命活動全般に携わるもの

 ①としてのミネラルは、苦土を中心に鉄やマンガン。
 ②としてのミネラルは、石灰を中心に銅やケイ素、ホウ素。
 ③としてのミネラルは、鉄を中心にマンガンや銅。

つまり、①と②が繊維づくりに関わるグループで③が細胞作りに関わるグループということです。



今回はミネラル肥料を中心にご説明しました。
次回は、チッソつまりアミノ酸肥料と堆肥についてお話します。

 

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