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2019.08.14
肥料

アミノ酸肥料(チッソ肥料)の役割

土作りがしっかり出来上がった後は、アミノ酸肥料の出番です。

アミノ酸肥料は有機栽培でも使用するチッソ肥料ですが、
役割としては、光合成を担う葉緑素作りに使われます。



通常の化成慣行栽培では、作物は土壌から水(H2O)と無機窒素を水の蒸散に合わせて吸収します。
そして、その水と二酸化炭素を葉緑素に運び込んで、太陽光線から発生したエネルギーを利用して炭水化物を作り根に送ります。
そこで吸収した無機態窒素と結び付け、通常は根でアミノ酸を合成します。

しかし!
この際、天候が悪い場合や無機態窒素の土中濃度が高く、吸収量が多い場合は、
アミノ酸に必要な炭水化物が不足し、体内(茎・葉・実)に余剰な硝酸態窒素を残留させてしまいます。

これが、ほうれん草などはエグミ(アク)があるので、茹でこぼしをしないといけない!
などと実しやかに言われているものです。 化成肥料の弊害が理由です。
きちんと作られたほうれん草は、茹でこぼしなど必要ありません。 生でも食べられるのが本来当たり前なのです。

そして、炭水化物が不足していることから作物の細胞を守る細胞壁や、
作物の骨格を形成しているセルロースやヘミセルロースの材料不足を起こし、
害虫や病原菌から体を守ることができなくなります。

結果、農薬を使わざるを得ないということです。

これらは、前回からお伝えしている、3つのポイント、
「ミネラル施肥の優先」  「堆肥の利用」  「アミノ酸肥料の施肥」
で、ほぼ解決できてしまいます。

特に植物の成長は、水溶化された炭水化物を
如何に根に吸ってもらえるか! が大きな課題ですがアミノ酸肥料を使うことで、
下記のような大きなメリットが沢山得る事ができます。




加えて「アミノ酸」は、根から直接吸収されます!

アミノ酸は元々炭水化物が結合した有機態窒素であるため、無機態窒素とは異なり、
光合成で作られた炭水化物をほとんど必要としません。

したがって、使われなかった余剰炭水化物は、作物を強化する植物繊維(ヘミセルロース&セルロース)へ
回すことができるため、病害虫に晒されにくい体質になりながら高品質・高収量を実現することが出来るのです。

炭水化物といっても、色々あるのですが
化学記号で表すと分かりやすいかと思います。 基本は C H Oの組み合わせでしかないのです。

このように考えると、植物生理における施肥の考え方も少しは分かりやすくなるではないでしょうか。

※ここでアミノ酸肥料を使用する際、20%位を海藻系肥料を使用することで、
 植物の成長に必要な微量元素も補給することができます。(但し、海藻系肥料は亜鉛が多くなりがちなので多用には注意)



繰り返しになりますが、
栽培における基本的なポイントは3つだけです。

「ミネラル施肥の優先」  「堆肥の利用」  「アミノ酸肥料の施肥」

そしてこれらの持つポテンシャルを最大限に生かしてくれるのが『腐植酸』なのです。

腐植が生命の源と言われる理由は、CEC(陽イオン交換容量)が最大であると
前回の記事でご説明しましたが、腐植が生命の源と言われる理由はこういったことなのです。

 

 

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